わたしのひとこと
「ばあばのひとり事」
私事ですが今年4月に二人目の孫が誕生しました。以前は携帯の待ち受けをお孫さんの写真にしている先輩に「絶対にそんなことしない!」と言っていた私ですが、今待ち受けはもちろん孫の写真!頼まれると孫の面倒や家事のヘルプに通う日が続いています。それほど愛おしさは格別でその笑顔に日々元気をもらっています。孫の母である娘は二人の子育てに奮闘中!今やどこの自治体も「子育てに優しい街」を掲げ、様々な子育て支援が行われていますが、現実はそう簡単ではないようで、子育てセンターの催しや、サークル・イベントを利用しながら情報を集めママ友の輪をひろげて育休中しかもてない我が子との時間を楽しみながらも、事あるごとに「二人の自宅育児は大変!」と言います。子育て支援サービスは山ほどあるし、子育てグッズは「こんなんホンマにいるん?」という物までお店やネットに溢れていて私自身の子育て時代と比べるとオムツを洗わないだけでも楽だなあと思うのですが、違うのです。娘を見ていると「子育ての大変さ」というのは育児そのものではなく、「母」になるまえ当たり前だった自分の時間や居場所の自由さがないことじゃないかと思います。
我が子の可愛さや子育ての責任と同じように母である「自分自身を大切にすること」を認めてほしい、そんな願いが叶えられることが求められているのではないかと。もちろん父親も同じです。子育て支援には親が一人の人として尊重されることが欠かせないと思うのです。「昔はこうだった」だけを伝えるのではなく
今の時代の価値観を認めながら娘の子育てを応援していきたいと思います。
娘「お母さん、ちょっとスタバ行ってきていい?」私「どうぞ~、次のおっぱいまでやで!」こんな感じで!
理事 山本 いつみ